EXHIBITIONS

大友良英+YCAM 新作展「即興!」

新作《Duo》制作の様子(2026) 撮影:板倉勇人(YCAM)

 山口県の山口情報芸術センター[YCAM]と山口市中央公園で、大友良英(1959〜)とYCAMの新作展「即興!」が開催される。会期は10月17日〜2027年3月1日。出展アーティストは大友のほか、持田敦子、坂本龍一、Sachiko M、青山泰知、伊藤隆之となる。

 大友は、サンプリングやノイズ、フィードバックなどを取り入れた革新的な音楽表現のほか、映画音楽や市民との協働プロジェクトなど多岐にわたる活動を展開してきた。2008年に同センターで開催された「大友良英/ENSEMBLES」展をはじめ、先鋭的な表現からポップスまで幅広く手がけている。

 本展は、大友の創作の基軸であり、アンサンブルの根底にある「即興」をテーマに、大友とYCAMの研究開発チーム「YCAM InterLab」、そして様々なジャンルのアーティスト5名とのコラボレーションによる新作展となる。

 会場では、大友の哲学と他者との対話が色濃く反映された作品を紹介。坂本龍一へのトリビュートとなる新作《Duo》をはじめ、Sachiko Mと大友によるユニット「Filament」が手がける野外サウンド・インスタレーション作品《"filaments" in the Park》、さらには美術家・持田敦子とエンジニア・伊藤隆之、そして大友の共作による新作《Dance》などを展覧する。

 また、本展の開催に先駆け、7月24日から展示さている大友と伊藤、そして美術家・青山泰知との共作によるサウンド・インスタレーション《without records》も、引き続き展示される。大友とYCAMの18年ぶりのコラボレーションによって生まれる「即興」の現場を体感できる場となる。