EXHIBITIONS

中村ケンゴ 個展「かたちのことば、絵のこころ。」

 東京・銀座のメグミオギタギャラリーで、中村ケンゴによる個展「かたちのことば、絵のこころ。」が開催される。会期は9月25日〜10月17日。

 中村は1969年大阪府生まれ。95年に多摩美術大学大学院美術研究科修士課程を修了し、現在は東京を拠点に活動する。Eメールで使われる顔文字やマンガの吹き出し、キャラクターのシルエットなど、現代社会を表象するモチーフを用いた絵画を制作。主な個展に「モダン・ジャパニーズ・ジャパニーズ=スタイル・ペインティング 1994-2014」(掛川市二の丸美術館、静岡、2015)、「中村ケンゴ的當代日式繪畫」(Aki Gallery、台湾、2024)、グループ展に「模造風景」(関渡美術館、台湾、2021)などがある。

 中村は、サンプリングやリミックスといった現代的な手法と、和紙に岩絵具で描く日本画の伝統的な技法を融合させ、モダニズムにおいて絶対視されてきたオリジナリティの価値を問い直す作品を発表してきた。近年は、ひらがなをモチーフに視覚と言葉の関係を探る絵画シリーズ「ひらがな ぺいんてぃんぐ」を展開。東京で7年半ぶりの個展となる本展では、同シリーズの集大成として新作絵画約9点に加え、生活用品を支持体として用いた作品約5点を展示する。