EXHIBITIONS
京都市美術館名品展 京の美人画100年の系譜
近現代美術を展示する西日本最大の施設のひとつ、京都市美術館。明治以降の京都を中心とした数多くの作品を紹介し、日本近代の美術・工芸の流れを物語るものとして大きな役割を果たしてきた同館の「美人画」コレクションに注目する。
古くから題材とされた女性像は、明治以降になると美術の中心的な主題として花開くとともに変動する社会のなかで多様化。たとえば、大正から昭和にかけては、時代を象徴するモダンガールも登場し、和洋渾然とした装いやモダンな調度品に囲まれた女性の豊かな生活が描かれる。女性の描写は、時代を映し出すものであったといえるだろう。
本展では、上村松園や、土田麦僊(ばくせん)や前田青邨(せいそん)、菊池契月(けいげつ)などによる名品約70点を通して、明治・大正・昭和にいたる女性像の様々な表現と変遷を紹介する。
古くから題材とされた女性像は、明治以降になると美術の中心的な主題として花開くとともに変動する社会のなかで多様化。たとえば、大正から昭和にかけては、時代を象徴するモダンガールも登場し、和洋渾然とした装いやモダンな調度品に囲まれた女性の豊かな生活が描かれる。女性の描写は、時代を映し出すものであったといえるだろう。
本展では、上村松園や、土田麦僊(ばくせん)や前田青邨(せいそん)、菊池契月(けいげつ)などによる名品約70点を通して、明治・大正・昭和にいたる女性像の様々な表現と変遷を紹介する。