EXHIBITIONS
河口龍夫
DARK BOX “Shelter” lat: 35.35153 lng: 139.4057
1960年代より国内外で活動し、「見えること」「見えないこと」の関係を作品化してきた河口龍夫。種子を鉛で覆う、蓮を蜜蝋で包むといった方法であるものを封印することによって、見えるあるいは見えなくともそこに存在する時間の流れや空白、死生観など鑑賞者の意識を呼び覚ましてきた。
本展では、第2次世界大戦による東京空襲に備え、ある家の庭の地下に建設された防空壕の記憶を封印した作品《DARKBOX 2017 防空壕の闇》を中心に、関連作品を展示。終戦後72年が経過した2017年、未来への建設のために破壊されることとなった防空壕の闇を後世に残す。
本展では、第2次世界大戦による東京空襲に備え、ある家の庭の地下に建設された防空壕の記憶を封印した作品《DARKBOX 2017 防空壕の闇》を中心に、関連作品を展示。終戦後72年が経過した2017年、未来への建設のために破壊されることとなった防空壕の闇を後世に残す。