EXHIBITIONS

浮世絵づくし にゃんとも猫だらけ

2018.03.17 - 04.08, 2018.04.10 - 05.06

歌川広重 名所江戸百景(部分) 浅草田甫酉の町詣 安政4年(1857) 公益財団法人 平木浮世絵財団所蔵

歌川国芳 山海愛度図会 七 ヲゝいたい 嘉永5年(1852) 公益財団法人 平木浮世絵財団所蔵

歌川広重 名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣 安政4年(1857) 公益財団法人 平木浮世絵財団所蔵

歌川芳藤 五十三次之内猫之怪 嘉永期(1848-1854) 公益財団法人 平木浮世絵財団所蔵

 愛くるしい姿で多くの人々を魅了する猫は、古くよりネズミ捕りとして扱われていたが、江戸時代になるとペットとして飼うことが流行し、やがて浮世絵の中にもその姿が描かれるようになる。

 美人画の中で愛らしい猫として描かれたものから、人間さながらに表現された姿など、歌川国芳を筆頭に、歌川広重や月岡芳年ら江戸〜明治時代の浮世絵師たちは様々なかたちで猫を描いた。
 
 本展では、日本有数の浮世絵コレクションで知られる公益財団法人 平木浮世絵財団の所蔵品より「猫」が描かれた作品を美人画、戯画、化け猫とテーマに分けて紹介。平木浮世絵財団の新収蔵品10点を含む愛猫家たちの浮世絵総勢155点がくり広げるひとときを堪能したい。(展示替えあり)