EXHIBITIONS
第20回亀倉雄策賞受賞記念
中村至男展2018
グラフィックデザイナー、亀倉雄策の業績を讃え、1999年に設立された亀倉雄策賞。第20回では、中村至男の個展告知・出品ポスター「中村至男展」が選ばれた。
中村はCBS・ソニー(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)を経て、1997年に独立。21_21 DESIGN SIGHT「単位展」のメインビジュアルや、銀座メゾンエルメスのウインドウディスプレイ、アートユニット「明和電機」の一連のグラフィックデザイン、雑誌『広告批評』のエディトリアルデザイン(1999)、メディア・クリエイター、佐藤雅彦とのプロジェクト PlayStation「I.Q」など、ユニークな世界観でグラフィックデザイナーとして活動してきた。
近年では、初めての絵本『どっとこどうぶつえん』がイタリアのボローニャ・ラガッツィ賞優秀賞を受賞、「松山市立子規記念博物館」のポスターで東京ADC賞を受賞するなど話題を集めている。
本展で展示される受賞作品は、クリエイションギャラリーG8で開催した初個展「中村至男展」(2017)の告知および展示のための新作ポスター。ミニマルな線やフラットな色面構成によって生命を独自の切り口で表現し、ユーモアが絶妙なバランスで混在する本作は、「テクノロジー寄りのものではなく、非常に人間的な、ナイーブさを持つ“新しさ”がある」「グラフィックの新しい鉱脈を探り当てた」と高く評価されている。
中村はCBS・ソニー(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)を経て、1997年に独立。21_21 DESIGN SIGHT「単位展」のメインビジュアルや、銀座メゾンエルメスのウインドウディスプレイ、アートユニット「明和電機」の一連のグラフィックデザイン、雑誌『広告批評』のエディトリアルデザイン(1999)、メディア・クリエイター、佐藤雅彦とのプロジェクト PlayStation「I.Q」など、ユニークな世界観でグラフィックデザイナーとして活動してきた。
近年では、初めての絵本『どっとこどうぶつえん』がイタリアのボローニャ・ラガッツィ賞優秀賞を受賞、「松山市立子規記念博物館」のポスターで東京ADC賞を受賞するなど話題を集めている。
本展で展示される受賞作品は、クリエイションギャラリーG8で開催した初個展「中村至男展」(2017)の告知および展示のための新作ポスター。ミニマルな線やフラットな色面構成によって生命を独自の切り口で表現し、ユーモアが絶妙なバランスで混在する本作は、「テクノロジー寄りのものではなく、非常に人間的な、ナイーブさを持つ“新しさ”がある」「グラフィックの新しい鉱脈を探り当てた」と高く評価されている。