ACN ラムセス大王展 ファラオたちの黄金

　ラムセス・ミュージアム at CREVIA BASE Tokyoで「ACN ラムセス大王展 ファラオたちの黄金」が開催される。

　ラムセス大王は、古代エジプト史上もっとも長い67年間ものあいだエジプトを統治し、エジプトでは「最も偉大な王」と称されている。92歳まで生きたとされるラムセス大王は、エジプト文明が最盛期を迎えた新王国時代における古代エジプトの権力と富の象徴と言える。ラムセス大王は、近隣諸国との和平に貢献した最強の戦士として知られ、自身の巨大なモニュメントを含む広範囲にわたる偉大な建築物の制作を多数主導し、その生涯に100人以上の子供をもうけたとされている。

　本展は、古代エジプト新王国時代（紀元前1539〜1075）に由来する180点の貴重な遺物や華麗な黄金の工芸品の実物が、最新のデジタル体験や音響・照明とともに新しいスタイルで展示される体験型展覧会だ。展示物には、貴重なラムセス大王の棺、高価な宝石、荘厳な王のマスク、動物のミイラ、精巧なお守りなど、エジプト国外に出たことのない唯一無二の遺物が含まれている。

　さらに、ラムセス大王の生涯をVRやプロジェクション・マッピングなどの最新技術で再現。VRでラムセス大王が建設に関わったもっとも有名な建造物である「アブ・シンベル神殿」とラムセス大王の妻、ネフェルタリの墓を巡る体験ができる。