EXHIBITIONS
水井晴香「赤の鱗片」
京都 蔦屋書店で、水井晴香の個展「赤の鱗片」が開催される。
水井は1999年京都府生まれ。京都市立芸術大学で染織を学んだのち、服飾雑貨デザインの仕事を続けながら絵画制作を行っている。作家の夢野久作や江戸川乱歩、オーブリー・ビアズリーなどから影響を受け、少女や魚、蝶などをモチーフに、耽美な世界を表現。生と死、情熱、ときには警戒も表す赤色をベースに使うことで、作品に強さを与えている。
本展では、人魚へと姿を変えた少女を描いた《メタモルフォーゼ》を中心に展示。理想とのギャップにもがきながらも現実に適合する姿を、安寧を求めて地上から海へ逃避し、人間から人魚へと変身していく少女に例えて表現している。無数に生えた鰭は現実に立ち向かう度に増え続けたものであり、鱗片が剥がれようとも生きる強さと適応力の象徴として描いているという。
水井は1999年京都府生まれ。京都市立芸術大学で染織を学んだのち、服飾雑貨デザインの仕事を続けながら絵画制作を行っている。作家の夢野久作や江戸川乱歩、オーブリー・ビアズリーなどから影響を受け、少女や魚、蝶などをモチーフに、耽美な世界を表現。生と死、情熱、ときには警戒も表す赤色をベースに使うことで、作品に強さを与えている。
本展では、人魚へと姿を変えた少女を描いた《メタモルフォーゼ》を中心に展示。理想とのギャップにもがきながらも現実に適合する姿を、安寧を求めて地上から海へ逃避し、人間から人魚へと変身していく少女に例えて表現している。無数に生えた鰭は現実に立ち向かう度に増え続けたものであり、鱗片が剥がれようとも生きる強さと適応力の象徴として描いているという。