EXHIBITIONS
田川基成「土地の教会 Vernacular Churches in Nagasaki」
EUREKAで、田川基成による個展「土地の教会 Vernacular Churches in Nagasaki」が開催されている。
田川基成は1985年生まれ。長崎県西海市の離島出身。これまでに暮らしてきた土地と旅の経験を通して、移民と文化、風景と記憶などをテーマに写真作品を制作してきた。北海道大学農学部森林科学科を卒業後、2010年から東京で編集者・記者として働き、後に写真家となる。千葉県の団地に暮らすイスラム教徒のバングラデシュ移民家族の5年間を撮った「ジャシム一家」で第20回三木淳賞。故郷・長崎の海を巡る旅を記録した写真集・写真展「見果てぬ海」で2022年日本写真協会新人賞。在日韓国人作家・尹紫遠の生涯を追った『密航のち洗濯』(柏書房、共著、2024)で第46回講談社ノンフィクション賞を受賞。2021年秋より福岡県糸島市に暮らす。西日本新聞紙面で「まちを撮る スナップドキュメント」を月1回連載している。
本展では、作家の故郷・長崎の海を巡る旅を記録した「見果てぬ海」シリーズから、とくに長崎県の離島沿岸部に多い「土着のキリスト教会」のありようをとらえた作品群を、初公開の作品を含め展示している。
田川基成は1985年生まれ。長崎県西海市の離島出身。これまでに暮らしてきた土地と旅の経験を通して、移民と文化、風景と記憶などをテーマに写真作品を制作してきた。北海道大学農学部森林科学科を卒業後、2010年から東京で編集者・記者として働き、後に写真家となる。千葉県の団地に暮らすイスラム教徒のバングラデシュ移民家族の5年間を撮った「ジャシム一家」で第20回三木淳賞。故郷・長崎の海を巡る旅を記録した写真集・写真展「見果てぬ海」で2022年日本写真協会新人賞。在日韓国人作家・尹紫遠の生涯を追った『密航のち洗濯』(柏書房、共著、2024)で第46回講談社ノンフィクション賞を受賞。2021年秋より福岡県糸島市に暮らす。西日本新聞紙面で「まちを撮る スナップドキュメント」を月1回連載している。
本展では、作家の故郷・長崎の海を巡る旅を記録した「見果てぬ海」シリーズから、とくに長崎県の離島沿岸部に多い「土着のキリスト教会」のありようをとらえた作品群を、初公開の作品を含め展示している。