EXHIBITIONS

ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展<童堂賛歌>

2025.02.07 - 04.13

ザ・キャビンカンパニー「童堂賛歌」メインビジュアル 2024年

 大分県立美術館で「ザ・キャビンカンパニー大絵本美術展<童堂賛歌>」が開催される。

 ザ・キャビンカンパニーは、大分県由布市の廃校をアトリエにし、絵本や絵画、立体作品、イラストレーションなど、様々な作品を生み出している阿部健太朗(1989〜 )と吉岡紗希(1988〜)による二人組のアーティスト。2009年のユニット結成以来、40冊以上の絵本を発表し、絵本『だいおういかのいかたろう』 (鈴出版、2014)で日本絵本賞読者賞を受賞し、その後も数々の賞を受賞している。また彼らの活動は絵本の分野にとどまらず、新国立劇場ダンス公演 Co.山田うん『オバケッタ』の舞台美術(2021)や、テレビ番組のキャラクターデザインと美術制作など多岐にわたり活動を展開している。

 本展では、ユニット結成15周年を記念して、活動初期から現在までの絵本原画約400点に加え、立体造形、映像作品などを紹介。本展は7つのテーマの部屋で構成され、まるで空間が大きな1冊の絵本になったような仕掛けになっているという。