EXHIBITIONS
奈良ゆかりの現代作家展 01
今西真也「吸って、吐いて」
奈良県立美術館ギャラリーで「奈良ゆかりの現代作家展 01 今西真也『吸って、吐いて』」が開催される。
奈良県立美術館では無料スペースの一角に地域ゆかりのアートや文化、教育活動を紹介する目的で「奈良県立美術館ギャラリー」を開設。「奈良ゆかりの現代作家」を紹介する展覧会シリーズとして、本展では奈良ゆかりの現代作家を紹介。
今西真也は1990年奈良市生まれ。今西は、パネルの上に油絵具をかさね分厚い層をつくり、それをえぐるように絵筆で彫り出していく、絵画でありながら彫刻的な表情を見せる作品を制作している。2015年に京都造形芸術大学大学院を修了し、その後は奈良を拠点に国内外のギャラリーやアートフェア等で作品を発表。
本展では、今西の新作を含む近年の代表作を紹介。本展に際し今西は以下のステートメントを発表している。
「私は作品を通じて、東洋哲学の『縁起』や『因果』の考えにもとづき、世界がつねに変化し続ける様子を描いている。揺らぎや不確かさのなかに、新たな可能性や再生の兆しを見出すことをテーマに制作を続けてきた。
今回の展示は、私が生まれ育ち、制作の軸がかたちづくられた奈良での初個展となる。奈良という歴史と現代が交錯する独特の文化と時間感覚を持つ場所で育まれた感性が、これまでの作品に大きな影響を与えている。 本展示が、私自身にとってもひとつの節目となり、過去10年間の歩みを振り返る機会になればと思う」。
奈良県立美術館では無料スペースの一角に地域ゆかりのアートや文化、教育活動を紹介する目的で「奈良県立美術館ギャラリー」を開設。「奈良ゆかりの現代作家」を紹介する展覧会シリーズとして、本展では奈良ゆかりの現代作家を紹介。
今西真也は1990年奈良市生まれ。今西は、パネルの上に油絵具をかさね分厚い層をつくり、それをえぐるように絵筆で彫り出していく、絵画でありながら彫刻的な表情を見せる作品を制作している。2015年に京都造形芸術大学大学院を修了し、その後は奈良を拠点に国内外のギャラリーやアートフェア等で作品を発表。
本展では、今西の新作を含む近年の代表作を紹介。本展に際し今西は以下のステートメントを発表している。
「私は作品を通じて、東洋哲学の『縁起』や『因果』の考えにもとづき、世界がつねに変化し続ける様子を描いている。揺らぎや不確かさのなかに、新たな可能性や再生の兆しを見出すことをテーマに制作を続けてきた。
今回の展示は、私が生まれ育ち、制作の軸がかたちづくられた奈良での初個展となる。奈良という歴史と現代が交錯する独特の文化と時間感覚を持つ場所で育まれた感性が、これまでの作品に大きな影響を与えている。 本展示が、私自身にとってもひとつの節目となり、過去10年間の歩みを振り返る機会になればと思う」。