EXHIBITIONS
公家の書-古筆・絵巻・古文書/皇室の美術振興-日本近代の絵画・彫刻・工芸
皇居三の丸尚蔵館で「公家の書-古筆・絵巻・古文書/皇室の美術振興-日本近代の絵画・彫刻・工芸」が開催されている。
公家とは本来、朝廷の官人の総称であったが、後には天皇をとりまく上層の廷臣、貴族を指す言葉となった。平安時代以降、藤原摂関家を中心に形成され、独特な風俗・習慣が生まれる。公家の社会で必要とされた教養のひとつが和漢の典籍や詠歌、そして書であった。「公家の書-古筆・絵巻・古文書」では、公家たちが美しさを求めた名品とともに、実務で作成した書状や文書を紹介。
また、近代以降の皇室は和歌や雅楽などの伝統文化の継承とともに、美術の発展にも努めてきた。「皇室の美術振興-日本近代の絵画・彫刻・工芸」では、明治から昭和にかけて日本国内で開催された博覧会や展覧会に出品され、皇室による御買上を受けた絵画、彫刻、工芸のなかから、秋の季節を感じさせる作品を中心に紹介。当時の美術の多彩な様相とともに、近代の皇室が果たした美術振興の一端を見る。
公家とは本来、朝廷の官人の総称であったが、後には天皇をとりまく上層の廷臣、貴族を指す言葉となった。平安時代以降、藤原摂関家を中心に形成され、独特な風俗・習慣が生まれる。公家の社会で必要とされた教養のひとつが和漢の典籍や詠歌、そして書であった。「公家の書-古筆・絵巻・古文書」では、公家たちが美しさを求めた名品とともに、実務で作成した書状や文書を紹介。
また、近代以降の皇室は和歌や雅楽などの伝統文化の継承とともに、美術の発展にも努めてきた。「皇室の美術振興-日本近代の絵画・彫刻・工芸」では、明治から昭和にかけて日本国内で開催された博覧会や展覧会に出品され、皇室による御買上を受けた絵画、彫刻、工芸のなかから、秋の季節を感じさせる作品を中心に紹介。当時の美術の多彩な様相とともに、近代の皇室が果たした美術振興の一端を見る。