アプローチ！アーティストに学ぶ世界のみかた

　芦屋市立美術博物館で、コレクション特集「アプローチ！アーティストに学ぶ世界のみかた」が開催されている。

　アーティストたちは世界に溢れる物事を独自の視点でとらえ、作品によって可視化し、鑑賞者に多くの気づきを与えてくれる。彼、彼女らは、世界をどのようにとらえ、制作へとつなげているのだろうか。本展では、アーティストたちの視点とアプローチの手法を紹介し、私たちと同じ世界を生きるアーティストの眼差しに注目する。

　会場では、同館が所蔵する近現代作家14名の絵画、立体、写真作品約60点を、「自然」「社会・人間」「造形」といったキーワードのもとに展観。制作を通して世界と関わるアーティストたちの視点と制作の手法に迫る。

　出展作家は、蟻田哲、植松奎二、清水九兵衛、デイヴィッド・ナッシュ、戸谷成雄、中川佳宣、ハナヤ勘兵衛、舟越保武、紅谷吉之助、堀尾貞治、松井正、三島喜美代、元永定正、渡辺信子。