スマートシティと環境・エネルギーの調和をテーマに、空間の価値向上を目指す株式会社Andecoが運営する複合型キャンプ場「紀泉わいわい村 FUNNY HEARTH」。その古民家棟にある襖絵が、6人の新進アーティストによって制作された。
襖絵を制作したのは、瀬川祐美子、平松可南子、スギサキハルナ、天牛美矢子、松岡柚歩、清川漠。キュレーションはアートとデザインのコンサルティングファームであるコダマシーンが担当した。コダマシーンは、現代美術キュレーターとして国内外で数多くの展覧会を企画・制作する金澤韻と、建築・デザイン・現代美術の分野で設計及びマネジメントを行ってきた増井辰一郎のユニットだ。
コダマシーンは今回のプロジェクトについて、以下のコメントを寄せている。
「Funny Hearth 襖絵プロジェクトは、前々から注目していた、才能あふれる若き画家たちの平面作品を、芸術の空間としてトランスフォームさせる試みでした。今回、6人のアーティストたちとの綿密なやりとりを経て、6つの個性的な空間が立ち上がりました。6つの部屋のそれぞれのストーリーを楽しんでほしいですし、世界に一つの“ 絵画の間” で過ごす時間は、来訪者のみなさんにとって、きっと特別な体験になるでしょう」。