リュ・ジェユン 「沼の夢、沼の部屋」

　studio Jで、リュ・ジェユンによる個展 「沼の夢、沼の部屋」が開催されている。

　リュ・ジェユンは1990年韓国生まれ。陶芸を学び、講師を経て、2021年に京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程陶磁器専攻を修了。京都とソウルを中心に活動している。これまでの主な展覧会に、「母国へ送る手紙」（Gallery SEIN、ソウル、2022）、「日本現代陶芸との呼応と対比」（艸居アネックス、京都、2022）、「意志的なものと非意志的なもの」（乙支路OF、ソウル、2021）など。

　本展では、自身のなかにある感情や経験などを記録するものとして、粘土と油絵による 「自画像」を展示。リュのエネルギッシュな表現から、人生や制作に対する熱い思いが感じられる同廊での初個展となっている。