EXHIBITIONS
コレクション企画
枠と波
豊田市美術館で、コレクション企画 「枠と波」が開催されている。
進む都市化によって周囲の環境が目紛しく変わり、社会の制度や枠組みも大きく変化した1960〜70年代。写真や映像、音響の録音機器などが個人ユーザーへと届くようにもなった当時、美術作家たちは、新しくもすでに日常となった体験を作品へと接続し、目の前の景色、文字や言葉を見つめ直し、口から発し、耳にする音を再考しようと試みた。
本展では 「枠と波」をキーワードに、同館の所蔵作家のなかから、主に1960〜70年代に言葉や音、日用品や身近な風景を取り込み、見ることや聴くこと、体験することや記憶することそのものを制作へと重ねた作家たちを紹介。
出品作家は、狗巻賢二、ジルベルト・ゾリオ、野村仁、アン・ハミルトン、櫃田伸也、ヨーゼフ・ボイス、アリギエロ・ボエッティ、シャルロッテ・ポゼネンスケ、堀尾昭子、松澤宥、三木富雄。
また、とりわけ狗巻、野村、櫃田、堀尾、松澤については、1970年代以降の作品も織り交ぜて展示し、およそ50年前から今日につながる問題意識を探る。
進む都市化によって周囲の環境が目紛しく変わり、社会の制度や枠組みも大きく変化した1960〜70年代。写真や映像、音響の録音機器などが個人ユーザーへと届くようにもなった当時、美術作家たちは、新しくもすでに日常となった体験を作品へと接続し、目の前の景色、文字や言葉を見つめ直し、口から発し、耳にする音を再考しようと試みた。
本展では 「枠と波」をキーワードに、同館の所蔵作家のなかから、主に1960〜70年代に言葉や音、日用品や身近な風景を取り込み、見ることや聴くこと、体験することや記憶することそのものを制作へと重ねた作家たちを紹介。
出品作家は、狗巻賢二、ジルベルト・ゾリオ、野村仁、アン・ハミルトン、櫃田伸也、ヨーゼフ・ボイス、アリギエロ・ボエッティ、シャルロッテ・ポゼネンスケ、堀尾昭子、松澤宥、三木富雄。
また、とりわけ狗巻、野村、櫃田、堀尾、松澤については、1970年代以降の作品も織り交ぜて展示し、およそ50年前から今日につながる問題意識を探る。