EXHIBITIONS
岡本光博
THE ドザえもん展 TOKYO 2017
1968年に京都府で生まれ、滋賀大学大学院を修了した岡本光博は、現代のポップ・アイコンを用いて著作権や権力構造の問題に切り込む作品群を発表している。
本展に際し、岡本は「本展に展示される《ドザえもん》は言葉遊びの作品。私のオリジナル作品として、あるマンガから引用し、タイトルはカタカナと平仮名で表記しているが、元になっている言葉は「土左衛門」と漢字で表記する。江戸時代の大相撲の力士の名前であり、水で溺れて亡くなった死体が、その力士に似ていたのだという。江戸時代の言葉が現代にも生き続けているように、引用したマンガもまた、昭和から現在に至るまで、世代を超えて支持され続けている」と語る。
自由を育み、あくなき想像力をかき立てるマンガやアニメが巨大コンテンツに回収され、情報の氾濫する21世紀社会において、文化の浮き沈みを表現する。
本展に際し、岡本は「本展に展示される《ドザえもん》は言葉遊びの作品。私のオリジナル作品として、あるマンガから引用し、タイトルはカタカナと平仮名で表記しているが、元になっている言葉は「土左衛門」と漢字で表記する。江戸時代の大相撲の力士の名前であり、水で溺れて亡くなった死体が、その力士に似ていたのだという。江戸時代の言葉が現代にも生き続けているように、引用したマンガもまた、昭和から現在に至るまで、世代を超えて支持され続けている」と語る。
自由を育み、あくなき想像力をかき立てるマンガやアニメが巨大コンテンツに回収され、情報の氾濫する21世紀社会において、文化の浮き沈みを表現する。