EXHIBITIONS
畑山太志個展「親密な時空」
EUKARYOTEで畑山太志個展「親密な時空」が開催される。
畑山は1992年神奈川県生まれ。2017年に多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程絵画専攻油画研究領域を修了。主な展覧会は「客観の方法」(Gallery Pictor、2022)、「空間体」(EUKARYOTE、2022)などがあり、「VOCA展2023」にも選出されるなど注目されている。
昨年まではパンデミック下の世界に寄り添うように周りの環境や空間を客体からとらえるような作品を制作。今年は自身の内側に潜り込むように、じっくり一枚のキャンバスと向き合い、大小様々な筆触と矩形や奥行きを感じさせるかたちを集積していく作品を手がけている。
本展で発表する新たなペインティングは、これまで取り組んできた「素知覚」や「空間体」で現れた生命・非生命が織りなす環世界に加え、積み上げられた筆触による色彩と形態の共存、そこには超次元的な空間で起きている生成と分解、有機と無機、現実と仮想、連続と切断、運動と静止などといった異質な要素が同時にキャンバス上に表されている。未発表だったドローイングにも注目してほしい。
「それが人間に限らずあらゆる動植物から事物まで考えを広げていけば、単一な時空が存在するどころか複雑極まりない紛れあった時空が姿を現すように思う。」畑山の言う、時間と空間の概念を超えた「親密な時空」を体験してほしい。
畑山は1992年神奈川県生まれ。2017年に多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程絵画専攻油画研究領域を修了。主な展覧会は「客観の方法」(Gallery Pictor、2022)、「空間体」(EUKARYOTE、2022)などがあり、「VOCA展2023」にも選出されるなど注目されている。
昨年まではパンデミック下の世界に寄り添うように周りの環境や空間を客体からとらえるような作品を制作。今年は自身の内側に潜り込むように、じっくり一枚のキャンバスと向き合い、大小様々な筆触と矩形や奥行きを感じさせるかたちを集積していく作品を手がけている。
本展で発表する新たなペインティングは、これまで取り組んできた「素知覚」や「空間体」で現れた生命・非生命が織りなす環世界に加え、積み上げられた筆触による色彩と形態の共存、そこには超次元的な空間で起きている生成と分解、有機と無機、現実と仮想、連続と切断、運動と静止などといった異質な要素が同時にキャンバス上に表されている。未発表だったドローイングにも注目してほしい。
「それが人間に限らずあらゆる動植物から事物まで考えを広げていけば、単一な時空が存在するどころか複雑極まりない紛れあった時空が姿を現すように思う。」畑山の言う、時間と空間の概念を超えた「親密な時空」を体験してほしい。