EXHIBITIONS
岩名泰岳「みちつくり」
タグチファインアートは、岩名泰岳による作品展示「みちつくり」を開催している。
岩名は1987年三重県生まれ。2010年に成安造形大学造形学部造形美術科洋画クラス卒業。卒業後すぐにアートアワードトーキョ ーで準グランプリを、16年には第1回三重テレビ大賞、20年には三重県文化賞文化新人賞を受賞している。またドイツ滞在(卒業後〜12年)を経験し、研究生としてデュッセルドルフ美術アカデミーで学んだ。現在は故郷・三重県伊賀市島ヶ原を拠点に活動中だ。
13年に結成された島ヶ原村民芸術「蜜ノ木」の初代代表も務めている岩名。都会の発想から生まれたアートを地方に移植する「アートによる地域興し」のようなものとは一線を画し、衰退していく集落に残って地元の歴史や風土、文化に深く根ざしながら、それぞれの分野で現実と戦っていく若者たちの創造的な行為自体をアートとして発信してきた。
「蜜ノ木」の活動は近年、アートコレクティブやローカリズムの事例としてとくに注目され、そのなかで生み出される岩名の作品は、故郷の自然や村の信仰をモチーフとし、多くの場合具象的な題材から出発してはいるものの、その抽象度は高く洗練されたものに仕上がっている。
本展では、地元・島ヶ原村民による道路整備の奉仕作業「みちつくり」をモチーフに描いた、新作絵画を展示する。
岩名は1987年三重県生まれ。2010年に成安造形大学造形学部造形美術科洋画クラス卒業。卒業後すぐにアートアワードトーキョ ーで準グランプリを、16年には第1回三重テレビ大賞、20年には三重県文化賞文化新人賞を受賞している。またドイツ滞在(卒業後〜12年)を経験し、研究生としてデュッセルドルフ美術アカデミーで学んだ。現在は故郷・三重県伊賀市島ヶ原を拠点に活動中だ。
13年に結成された島ヶ原村民芸術「蜜ノ木」の初代代表も務めている岩名。都会の発想から生まれたアートを地方に移植する「アートによる地域興し」のようなものとは一線を画し、衰退していく集落に残って地元の歴史や風土、文化に深く根ざしながら、それぞれの分野で現実と戦っていく若者たちの創造的な行為自体をアートとして発信してきた。
「蜜ノ木」の活動は近年、アートコレクティブやローカリズムの事例としてとくに注目され、そのなかで生み出される岩名の作品は、故郷の自然や村の信仰をモチーフとし、多くの場合具象的な題材から出発してはいるものの、その抽象度は高く洗練されたものに仕上がっている。
本展では、地元・島ヶ原村民による道路整備の奉仕作業「みちつくり」をモチーフに描いた、新作絵画を展示する。