EXHIBITIONS
土取郁香「わたしを抱いてねむる・凪」
WAITINGROOMは、土取郁香(つちとり・ふみか)による「わたしを抱いてねむる・凪」展を開催する。同ギャラリーでは3年ぶりの個展。
土取は1995年兵庫県生まれ。現在、京都を拠点に活動中。土取は、2人の人物を描いた「I and You」、風景の中から色やかたちなどの要素を抽出した「a scene」の2つのシリーズの制作を通して、特定の対象をかけがえなく思うことや、人と人、自分と自分などの間にある関係について考えをめぐらせてきた。
本展は、近年の「I and You」シリーズの変遷を地続きに見せるような新作個展となる。
同シリーズでは「わたしとあなた」という別個の2者が描かれてきたが、近年は、2者が融け合い、その線引きが曖昧になるような展開を見せている。描かれた2者は「わたしとあなた」に限らず、「わたしとわたし」や「わたしと、わたしの思い込みの像を投影したあなた」、そして、絵画の歴史においても重要な要素である「わたしとその影」などの可能性を持ち始めた。
本展では、その変遷のきっかけとなったドローイング作品を中心に、「I and You」シリーズの現在地を表すような新作ペインティング作品8点前後を発表する。
土取は1995年兵庫県生まれ。現在、京都を拠点に活動中。土取は、2人の人物を描いた「I and You」、風景の中から色やかたちなどの要素を抽出した「a scene」の2つのシリーズの制作を通して、特定の対象をかけがえなく思うことや、人と人、自分と自分などの間にある関係について考えをめぐらせてきた。
本展は、近年の「I and You」シリーズの変遷を地続きに見せるような新作個展となる。
同シリーズでは「わたしとあなた」という別個の2者が描かれてきたが、近年は、2者が融け合い、その線引きが曖昧になるような展開を見せている。描かれた2者は「わたしとあなた」に限らず、「わたしとわたし」や「わたしと、わたしの思い込みの像を投影したあなた」、そして、絵画の歴史においても重要な要素である「わたしとその影」などの可能性を持ち始めた。
本展では、その変遷のきっかけとなったドローイング作品を中心に、「I and You」シリーズの現在地を表すような新作ペインティング作品8点前後を発表する。