EXHIBITIONS
東北芸術工科大学 開学30周年記念展「ここに新しい風景を、」
東北芸術工科大学の開学30周年記念展「ここに新しい風景を、」が開催される。本展キュレーションは小金沢智(芸術学部美術科日本画コース専任講師)。
1991年に創立され、翌年4月に山形市上桜田に開学した東北芸術工科大学。「この敷地は全部畑と田んぼだった」と、東北芸術工科大学元理事長の徳山詳直(1930〜2014)が著書『藝術立国』(幻冬舎、2012)で述べたように、かつて田畑だった土地に校舎が建ち、やがて学生たちが集う、新しい風景へと移り変わっていった。
本展では、同大学の開学30周年を記念して教育の歩みを振り返るとともに、卒業生・修了生や地域社会貢献にかかわるプロジェクトを紹介。キュレーターの小金沢智は、展覧会全体のコンセプトのなかで、「開学30周年を記念して、本学が校友会との共催で開催する本展『ここに新しい風景を、』は、本学30年の歴史を年譜・言葉・映像等で振り返るとともに、この『新しい風景』で学び、巣立った卒業生8組とひとつのプロジェクトによる展示を行うことで、これからの未来を展望する機会として2部構成で開催するもの」と述べている。
構内1階ギャラリー「THE WALL」では、「東北芸術工科大学開学30年の歴史」(協力:東北芸術工科大学校友会)の年譜を中心に、教職員・卒業生・関係者による言葉・写真・インタビュー映像を展示。アートディレクションは、卒業生でアートディレクターの小板橋基希(akaoni)。
続いて7階ギャラリー「THE TOP」は、「ここに新しい風景を、」を全体のコンセプトに、8組の卒業生と、ひとつのプロジェクト(チュートリアル)で展示構成する。出品作家は、アメフラシ(村上滋郎、松崎綾子、池田將友、金東玉)、飯泉祐樹、F/style(五十嵐恵美、星野若菜)、かんのさゆり、近藤亜樹、近藤七彩、多田さやか、東北画は可能か?、西澤諭志。
「ここに新しい風景を、」の展覧会タイトルにある読点には、「この土地に抱かれ、この地域の人々によって育まれた東北芸術工科大学という『新しい風景』から、さらに新しいもの・ことが生まれていく、派生していくイメージ」が込められている。
なお本展と同時期に、同大学が2年に1度主催する芸術祭「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」(9月3日~25日)が開催。また現在、東北芸術工科大学30周年の特設サイトも公開されている。
1991年に創立され、翌年4月に山形市上桜田に開学した東北芸術工科大学。「この敷地は全部畑と田んぼだった」と、東北芸術工科大学元理事長の徳山詳直(1930〜2014)が著書『藝術立国』(幻冬舎、2012)で述べたように、かつて田畑だった土地に校舎が建ち、やがて学生たちが集う、新しい風景へと移り変わっていった。
本展では、同大学の開学30周年を記念して教育の歩みを振り返るとともに、卒業生・修了生や地域社会貢献にかかわるプロジェクトを紹介。キュレーターの小金沢智は、展覧会全体のコンセプトのなかで、「開学30周年を記念して、本学が校友会との共催で開催する本展『ここに新しい風景を、』は、本学30年の歴史を年譜・言葉・映像等で振り返るとともに、この『新しい風景』で学び、巣立った卒業生8組とひとつのプロジェクトによる展示を行うことで、これからの未来を展望する機会として2部構成で開催するもの」と述べている。
構内1階ギャラリー「THE WALL」では、「東北芸術工科大学開学30年の歴史」(協力:東北芸術工科大学校友会)の年譜を中心に、教職員・卒業生・関係者による言葉・写真・インタビュー映像を展示。アートディレクションは、卒業生でアートディレクターの小板橋基希(akaoni)。
続いて7階ギャラリー「THE TOP」は、「ここに新しい風景を、」を全体のコンセプトに、8組の卒業生と、ひとつのプロジェクト(チュートリアル)で展示構成する。出品作家は、アメフラシ(村上滋郎、松崎綾子、池田將友、金東玉)、飯泉祐樹、F/style(五十嵐恵美、星野若菜)、かんのさゆり、近藤亜樹、近藤七彩、多田さやか、東北画は可能か?、西澤諭志。
「ここに新しい風景を、」の展覧会タイトルにある読点には、「この土地に抱かれ、この地域の人々によって育まれた東北芸術工科大学という『新しい風景』から、さらに新しいもの・ことが生まれていく、派生していくイメージ」が込められている。
なお本展と同時期に、同大学が2年に1度主催する芸術祭「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」(9月3日~25日)が開催。また現在、東北芸術工科大学30周年の特設サイトも公開されている。