EXHIBITIONS

木戸涼子「Time for a snack Vol.2」

木戸涼子 time for a snack 2022

 木戸涼子の個展「Time for a snack Vol.2」が、ギャラリーキドプレスで開催される。

 テンペラと油彩を素材とし、顔料が持つ発色の美しさと、マチエールの微妙なニュアンスを大切に描き出してき木戸。1980年代より活動を開始し、近年では個展形式で作品発表を続けている。

 今回の個展「Time for a snack Vol.2」では、2018年のギャラリー キドプレスでの個展「#おやつのじかん- #time for a snack」の第2弾というべき作品群が展示される。

 徹底的に「甘党」であり、そして食べることの好きな木戸は、アイスクリームやかき氷やカップケーキを描いた前回の展示に続き、古典技法のテンペラを用いて、プリン・アラモードやゼリーや、さらには茶碗いっぱいのご飯の山頂に鎮座する梅干を描いた。

 作家は、「あいかわらず甘いものが好きだ。机の上にも鞄の中にも入っている。見慣れた愛すべき形や楽しみを描いている。現実の写しだけではなく一枚の絵画にできればと思う。」とコメントしている。