EXHIBITIONS
木戸涼子「#おやつのじかん- #time for a snack」
テンペラと油彩を素材とし、顔料が持つ発色の美しさと、マチエールの微妙なニュアンスを大切に描き出す木戸涼子。1980年代より活動を開始し、近年では個展形式で作品発表を続けてきた。
2009年の「春へのまなざし」展で、柔らかな花々や軽やかな風、温かな笑顔の人物と、瑞しい色彩に彩られた世界を表現。12年の「雨ときどき笑って」展では、ある2人が空中を飛ぶように遊ぶ様子を描いた作品など、空想的な絵画を発表した。いずれも作家の視点は、季節や天気のように、日々繰り返されるさりげない日常の中に向けられている。
そんな日々の暮らしの中から、食べられてはすぐに消えてしまう「おやつ」に着目した、新作およそ10点を展示。宙に浮く粒チョコレートのアポロ、よそいきなラムネ。目を凝らすと、いちごのかき氷には、鳥や人が潜んでいる。
古典技法のテンペラを用いながら現代の日常を要素につくり出す、木戸の世界観を楽しみたい。
2009年の「春へのまなざし」展で、柔らかな花々や軽やかな風、温かな笑顔の人物と、瑞しい色彩に彩られた世界を表現。12年の「雨ときどき笑って」展では、ある2人が空中を飛ぶように遊ぶ様子を描いた作品など、空想的な絵画を発表した。いずれも作家の視点は、季節や天気のように、日々繰り返されるさりげない日常の中に向けられている。
そんな日々の暮らしの中から、食べられてはすぐに消えてしまう「おやつ」に着目した、新作およそ10点を展示。宙に浮く粒チョコレートのアポロ、よそいきなラムネ。目を凝らすと、いちごのかき氷には、鳥や人が潜んでいる。
古典技法のテンペラを用いながら現代の日常を要素につくり出す、木戸の世界観を楽しみたい。