EXHIBITIONS

立木義浩 写真展『Ko・So・A・Do』「過去はひとつの異國である」ハートレー

©︎ Yoshihiro Tatsuki

 立木義浩による写真展「『Ko・So・A・Do』『過去はひとつの異國である』ハートレー」が、東京・馬喰町のアートギャラリーKKAG(Kiyoyuki Kuwabara Accounting Gallery)で開催される。

 立木は日本を代表する写真家のひとり。1958年に東京写真短期大学(現・東京工芸大学)技術科を卒業後、広告制作会社アドセンター設立時にカメラマンとして参加。69年にフリーランスに転身して以降も、広告・雑誌・出版など幅広い分野で活躍してきた。とくに女性写真の分野で数多く著名人を撮影している。

 また立木はポートレイト写真と並行して、これまで世界中でスナップ写真を撮り続け、いまも多くの作品を世に送り出している。近年の作品集に『動機なき写真』(2016)、『舌出し天使 A FALLEN ANGEL』(2018)、『20C』(2019)ほか多数。

 本展では、立木が近年世界各地で撮影した珠玉のスナップ写真約20点を展示する。なお本展は、目黒区のJam Photo Galleryにおける立木義浩写真展「『Ko・So・A・Do』『一瞥の足跡』」(8月16日~8月28日)との共同開催となる。