EXHIBITIONS
植松奎二展「ナンセンスな旅への招待―みることの夢」
鹿児島県霧島アートの森では、特別企画展「植松奎二展 ナンセンスな旅への招待 − みることの夢」が開催される。
兵庫県出身の美術家・植松奎二は、鉄や石、ガラスなどを用いた彫刻のほか、映像や写真、インスタレーションなどの制作を通して、自然や地球、宇宙といった世界の構造と私たちの存在、相互の関係性について表してきた。
霧島や桜島を巡った植松は、火と土と水と空気が様々な姿へとかたちを変え、膨大なエネルギーの転換が繰り返されるさまを目にし、フランスの哲学者ガストン・バシュラールが述べた「想像力の源泉は物質である」の言葉を強く意識したという。
本展では、私たちの持つ常識を覆し、言葉と思考と視覚が一体となった小さな宇宙空間をつくり出すことで、植松による知覚を超えた発見の場を表出させる。知と未知との境から生み出される作品を通して、世界との関わりのなかに新しい意味を見つけ出そうとしてきた植松が表現する、時空を超えた旅へ誘う。
兵庫県出身の美術家・植松奎二は、鉄や石、ガラスなどを用いた彫刻のほか、映像や写真、インスタレーションなどの制作を通して、自然や地球、宇宙といった世界の構造と私たちの存在、相互の関係性について表してきた。
霧島や桜島を巡った植松は、火と土と水と空気が様々な姿へとかたちを変え、膨大なエネルギーの転換が繰り返されるさまを目にし、フランスの哲学者ガストン・バシュラールが述べた「想像力の源泉は物質である」の言葉を強く意識したという。
本展では、私たちの持つ常識を覆し、言葉と思考と視覚が一体となった小さな宇宙空間をつくり出すことで、植松による知覚を超えた発見の場を表出させる。知と未知との境から生み出される作品を通して、世界との関わりのなかに新しい意味を見つけ出そうとしてきた植松が表現する、時空を超えた旅へ誘う。