EXHIBITIONS
築山有城「Exhibition 2022」
彫刻家・築山有城の個展「Exhibition 2022」がTEZUKAYAMA GALLERYで開催される。
1976年、兵庫県神戸市に生まれた築山は、2000年に京都造形大学芸術学部美術彫刻コースを卒業し、現在に至るまで出身地である神戸に拠点を置いて、関西を中心に精力的に活動している。
築山が扱う素材は金属や樹脂、木、塗料など多岐にわたるが、制作の出発点はつねに素材そのものとそこから得る築山の発想そのものにある。作家自身が「遊び」と呼ぶ実験を繰り返すなかから素材固有の特性をとらえ、それを作品主題の一部とする点において、築山の作品制作には一貫した姿勢が感じられる。また、作品を構成する要素はシンプルでありながらも、ひとつのスタイルに固執せず、つねに好奇心と柔軟な思考から作品制作へとつなげている。
木材に塗料を垂らし、重ねていく行為を繰り返した平面作品や、総重量が250キログラムの楠の木塊を手鋸で数ヶ月間かけて6分割にした彫刻作品など、途方もない反復行為を繰り返す制作行為そのものが、築山の作品を構成する重要な要素となっている。
築山は、2017年のTEZUKAYAMA GALLERYでの個展を皮切りに、10年間にわたって新作を発表していく「Exhibition Project」をスタートさせた。同プロジェクトの6回目にあたる本展では、ステンレススチールを用いた作品群を展開する。
1976年、兵庫県神戸市に生まれた築山は、2000年に京都造形大学芸術学部美術彫刻コースを卒業し、現在に至るまで出身地である神戸に拠点を置いて、関西を中心に精力的に活動している。
築山が扱う素材は金属や樹脂、木、塗料など多岐にわたるが、制作の出発点はつねに素材そのものとそこから得る築山の発想そのものにある。作家自身が「遊び」と呼ぶ実験を繰り返すなかから素材固有の特性をとらえ、それを作品主題の一部とする点において、築山の作品制作には一貫した姿勢が感じられる。また、作品を構成する要素はシンプルでありながらも、ひとつのスタイルに固執せず、つねに好奇心と柔軟な思考から作品制作へとつなげている。
木材に塗料を垂らし、重ねていく行為を繰り返した平面作品や、総重量が250キログラムの楠の木塊を手鋸で数ヶ月間かけて6分割にした彫刻作品など、途方もない反復行為を繰り返す制作行為そのものが、築山の作品を構成する重要な要素となっている。
築山は、2017年のTEZUKAYAMA GALLERYでの個展を皮切りに、10年間にわたって新作を発表していく「Exhibition Project」をスタートさせた。同プロジェクトの6回目にあたる本展では、ステンレススチールを用いた作品群を展開する。