EXHIBITIONS
國久真有「THE BUTTERFLY DREAM」
SOKYO ATSUMIで、関⻄圏を中⼼に画家として活動する國久真有の個展「THE BUTTERFLY DREAM」が開催される。
國久は1983年⼤阪府⽣まれ。2003年にロンドン芸術⼤学セントラル・セント・マーチンズ校ファウンデーション・ディプロマ・イン・アート・アンド・デザインコースを修了、12年に神⼾芸術⼯科⼤学芸術⼯学研究科総合アート専攻修⼠課程を修了。19年には「第22回岡本太郎現代芸術賞展」特別賞を受賞している。現在、国内ではほかにも兵庫県⻄脇市岡之⼭美術館で「國久真有―絵画を⽣きる」(〜7月24日)が開催中だ。
⾝体を軸に、腕のストロークと遠⼼⼒を⽤いて円弧を重ねて描いていくペインティングを手がける國久。本展は、⼀辺が約3メートルのスクエアサイズの「WIT-WIT」シリーズ3点を中⼼に、3メートルの⼤型ペインティングを切断してつくられた⼩作品「AUTOLYSIS」を交えて構成される。「WIT-WIT」はそのサイズから「六甲ミーツ・アート芸術散歩」といった野外芸術祭で公開制作されることが多かったが、今回ホワイトキューブの空間では初めての披露となる。
展覧会タイトル「THE BUTTERFLY DREAM」は、中国・戦国時代の思想家・荘⼦の説話『胡蝶の夢』から取られ、夢と現実の境界に焦点を当てながら、國久作品の本質に迫るもの。國久は「⼈々は現実と夢を分けて考えがちだが、本当にそうなのだろうか。そこに思いを巡らせながらこの⾔葉を展題に選んだ」と述べている。
國久は1983年⼤阪府⽣まれ。2003年にロンドン芸術⼤学セントラル・セント・マーチンズ校ファウンデーション・ディプロマ・イン・アート・アンド・デザインコースを修了、12年に神⼾芸術⼯科⼤学芸術⼯学研究科総合アート専攻修⼠課程を修了。19年には「第22回岡本太郎現代芸術賞展」特別賞を受賞している。現在、国内ではほかにも兵庫県⻄脇市岡之⼭美術館で「國久真有―絵画を⽣きる」(〜7月24日)が開催中だ。
⾝体を軸に、腕のストロークと遠⼼⼒を⽤いて円弧を重ねて描いていくペインティングを手がける國久。本展は、⼀辺が約3メートルのスクエアサイズの「WIT-WIT」シリーズ3点を中⼼に、3メートルの⼤型ペインティングを切断してつくられた⼩作品「AUTOLYSIS」を交えて構成される。「WIT-WIT」はそのサイズから「六甲ミーツ・アート芸術散歩」といった野外芸術祭で公開制作されることが多かったが、今回ホワイトキューブの空間では初めての披露となる。
展覧会タイトル「THE BUTTERFLY DREAM」は、中国・戦国時代の思想家・荘⼦の説話『胡蝶の夢』から取られ、夢と現実の境界に焦点を当てながら、國久作品の本質に迫るもの。國久は「⼈々は現実と夢を分けて考えがちだが、本当にそうなのだろうか。そこに思いを巡らせながらこの⾔葉を展題に選んだ」と述べている。