EXHIBITIONS

NITO MICHIKUSA

半開きの家

2022.06.03 - 06.27

メインビジュアル

久留島咲 現代原始人

前田耕平 パンガシアノドンギガス
Photo by Takuya Oshima Courtesy of Kyoto City University of Arts

森山泰地 STREET BUTTER

村上慧 広告看板の家 高松 撮影=木奥恵三

 空き家を改装したギャラリー・アート / 空家 二人は、家を舞台に内と外を考える現代美術の展覧会「半開きの家」を開催。アーティストが継続して参加する展覧会シリーズ「NITO」の合間に、「NITO MICHIKUSA」と冠し、年に数回の頻度で行う特別企画展。

 本展は「NITO MICHIKUSA」の第2弾として、「NITO」への参加経験のある、久留島咲、前田耕平、村上慧、森山泰地の4名が参加。アーティストそれぞれの方法で「家」を解釈し、制作した意欲的な作品が展示され、会場そのものに焦点を当てる。

「家とは不思議なものです。壁を立てて、領域を囲むことで、そこは心休まる場所となります。そんな家に、どのようにすれば、外部を招き入れることができるのでしょうか。完全に壁を壊し、野ざらしにするわけではなく、家を保持したまま、扉を半分開いておく。元々民家であったアート/空家 二人を舞台に、内と外の共存について考えます(本展ステイトメントより)」。