アーティストによるポスター展

　作品が購入されると次回作の価格が上がるという、新たな展示を試みているアート / 空家 二人。今回より「NITO MICHIKUSA」と銘打った特別な展覧会をスタートさせる。

「NITO MICHIKUSA」は年1・2回に異なる企画で、現在展示に継続して参加している作家だけでなく、過去に出展していた作家も迎えて開催予定。第1弾の「アーティストによるポスター展」には、伊阪柊、内田涼、UMMMI.、うらあやか、坂本夏海、迫鉄平、鈴木諒一、田中良佑、鄭梨愛、林奈緒子、藤倉麻子、村上慧（ZINEのみ）、森山泰地の13名が参加する。

　安価に大量生産できることから、作品の対岸にある象徴として、また時代を映し出す鏡としてアートの歴史にしばしば登場してきたポスター。本展を企画したアーティストの三木仙太郎は、「ポスター」を通じて、作品と、アーティストと、つながる方法を見出せるかもしれないとして、参加作家たちに「ポスター」の制作を依頼した。同じポスターでも、使用する紙や印刷方法、価格やサイズが様々に展開される。本展のために制作されたポスターはオンラインショップでも販売。

※本展は好評につき会期を延長。追加会期は2021年6月3日〜6月5日の3日間。