EXHIBITIONS
鳥井祥太「WHOLE THING」
アーティスト・鳥井祥太の個展「Whole thing」が代々木のTOHで開催中。本展はTOHと新宿歌舞伎町のデカメロンを会場とする「新宿流転芸術祭」(主催:株式会社ワインライス)の一部であり、キュレーションは黒瀧紀代士が務める。
鳥井は1992年生まれ。2016年に東京藝術大学先端芸術表現科を卒業し、現在は東京を拠点に活動。シニシズムが蔓延している現代において、真摯なナラティブはいかにして表象できるかということを念頭に制作活動を続けている。前作では方角という観念、その仮想性が抱え込むロマンティシズムを基軸に、光や数理学的表現を介したドローイングや詩による想いの痕跡を記述する作品をデカメロンで発表した。
本展で鳥井は、「些細で身近なものごとが、この世界の大事なことと全く同じだと気付いたとき、それゆえに救われる人々もいるが、それゆえに腹をたてる人々もいる。後者の日常の一瞬一瞬を、彼らの怒りを希釈せず、そのままでなお、抱きしめられるとしたらどう表象できるだろう」とステイトメントを掲げている。
鳥井は1992年生まれ。2016年に東京藝術大学先端芸術表現科を卒業し、現在は東京を拠点に活動。シニシズムが蔓延している現代において、真摯なナラティブはいかにして表象できるかということを念頭に制作活動を続けている。前作では方角という観念、その仮想性が抱え込むロマンティシズムを基軸に、光や数理学的表現を介したドローイングや詩による想いの痕跡を記述する作品をデカメロンで発表した。
本展で鳥井は、「些細で身近なものごとが、この世界の大事なことと全く同じだと気付いたとき、それゆえに救われる人々もいるが、それゆえに腹をたてる人々もいる。後者の日常の一瞬一瞬を、彼らの怒りを希釈せず、そのままでなお、抱きしめられるとしたらどう表象できるだろう」とステイトメントを掲げている。