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EXHIBITIONS

宮廷画家ルドゥーテとバラの物語

2022.04.15 - 05.29

ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ ロサ・ケンティフォリア 1817

 ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ(1759~1840)は、フランス王妃マリー・アントワネットとナポレオン皇妃ジョゼフィーヌに仕えたベルギー出身の植物画家。その展覧会「宮廷画家ルドゥーテとバラの物語」が、大分市美術館に巡回する。

 ルドゥーテは、当時の上流階級の人々に「花のラファエロ」や「バラのレンブラント」と称えられた。その作品の大きな特徴は、銅板に点を刻むという非常に手間のかかる多色刷銅版画に、さらに手彩色を施し、植物の細部まで正確かつ柔和に表現している点にある。現在でもルドゥーテが描いた華麗なバラは、室内装飾品や食器などのデザインに用いられ、多くの人に愛されている。

 本展では、植物学的正確さと芸術的完成度の高さを併せ持った代表作『バラ図譜』の全点と、肉筆画を展示し、ルドゥーテの作品の魅力を紹介する。