ARTISTS
柿沼瑞輝
Mizuki Kakinuma
柿沼瑞輝は1989 年東京都に生まれる。2011年東北芸術工科大学洋画コース卒業。現在、埼玉県在住。Yoshimi Artsにて2012年より個展を発表し続けている。
感情を前面に出し、叫びにも似た筆勢により画面を構成する柿沼瑞輝の絵画は、ものとして何かを示唆するモティーフを一切描かないので、視覚により理解する手立ては色彩と筆勢、絵具の物質感だけである。時間を掛けて良く見ていると、完成の一歩手前で止めたかのように余白を残し、縦横のグリッドがあり、ムーブするように踊る筆勢があり、それらすベてに必然性と何らかのメッセージ性を帯びているように感じられる。ロジカルに美術史を積み重ねてきた西洋の美術にはない、つねに自然から試論を得、詩魂とも言える筆勢表現によって制作がなされているかのようである。
作品はJapigozzi Collection、高橋コレクション、NTTドコモにコレクションされている。
感情を前面に出し、叫びにも似た筆勢により画面を構成する柿沼瑞輝の絵画は、ものとして何かを示唆するモティーフを一切描かないので、視覚により理解する手立ては色彩と筆勢、絵具の物質感だけである。時間を掛けて良く見ていると、完成の一歩手前で止めたかのように余白を残し、縦横のグリッドがあり、ムーブするように踊る筆勢があり、それらすベてに必然性と何らかのメッセージ性を帯びているように感じられる。ロジカルに美術史を積み重ねてきた西洋の美術にはない、つねに自然から試論を得、詩魂とも言える筆勢表現によって制作がなされているかのようである。
作品はJapigozzi Collection、高橋コレクション、NTTドコモにコレクションされている。