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照屋勇賢

Yuken Teruya

1973年沖縄県出身。多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業後、ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツMFAプログラム修了。ファストフード店の紙袋や有名ブランドの紙袋に微細な切り込みを入れ、紙袋の中に街路樹などの実在の木をモデルとした木をつくり出す「告知―森」シリーズをはじめ、トイレットペーパーの芯などの日用品や身近なオブジェクトを用い、時にそれらの使用法を変え、意味をずらすことで、日々気づくことのない枠組みや問題を作品化する。近年は、沖縄民権運動の瀬長亀次郎やウルトラマンなどの沖縄にとってのヒーロー、あるいは99年より活動拠点とするアメリカにおけるヒーロー、バラク・オバマやアメリカ原住民のジェロニモに加え、著名人のポートレイトを紅型で染め上げる「Heroes」シリーズを発表。これまで参加した主な展覧会に「The Shapes of Space」(グッゲンハイム美術館、ニューヨーク、2007)、「愛についての100の物語」(金沢21世紀美術館、2009)、「ここに棲む-地域社会へのまなざし」(アーツ前橋、2015)など。主な個展に「ストレート・フレーバー」(広島市現代美術館、2006)。