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HABURI

HABURI

photo by Fabian Hammerl

 HABURIは1992年中華人民共和国内モンゴル自治区生まれ。2020年東京藝術大学大学院修士課程修了。中国の改革開放後期の「一人っ子政策」下で育ち、内モンゴルで美術の基礎教育を受ける。2016年に東京へ移住して以降は、個人の感情と都市システムの矛盾に関する考察や、留学生として東京に住むことから生まれた経験をもとに、絵画・パフォーマンス・インスタレーション・写真といった一連のメディアを通して制作を行っている。内モンゴル、中国、日本から形成された視点で、工芸や手仕事の実践を通じて、個人の政治的アイデンティティの問題や歴史を扱う。主な個展に、「用事がなければ、帰ってこないで」(山中suplexの別棟「MINE」、大阪、2023)、「Drive landscape」(銀河101、東京、2023)、主なグループ展に、「I Left My Hometown」(ギャラリー林、東京、2023)、「HARAIZUMI ART DAYS 2023」(HARAIZUMI art project、静岡、2023)などがある。