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青山悟

Satoru Aoyama

 青山悟は1973年東京都生まれ。98年ロンドン大学ゴールドスミスカレッジテキスタイルアート科卒業。2001年シカゴ美術館付属美術大学大学院ファイバー&マテリアルスタディーズ科修了。工業用ミシンを用いて制作を行い、精巧な刺繍の奥に風刺とユーモアを内包する作品を通して、人と機械の関係、近代化以降の労働について問う。2020年、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う緊急事態宣言直後に、自身のオンラインストア「Everyday Art Market」はスタート。非日常にあっても制作を続けることをモットーに、ほぼ毎日即興的に新作を発表する。近年の個展に「Everyday Art Market@GINZA TSUTAYA BOOKS」(銀座 蔦屋書店、東京、2021)、「Everyday Art Market: Pop-up Store」(ARTS ISOZAKI、茨城、2021)、「The Lonely Labourer」(ミヅマアートギャラリー、東京、2019)。参加したグループ展・展覧会に、「Uninterrupted Wanderー不断の彷徨」(ミヅマアートギャラリー、東京、2020)、「練馬区立美術館開館35周年記念 Re construction 再構築」(練馬区立美術館、東京、2020)、「ドレス・コード?―着る人たちのゲーム」(京都国立近代美術館、熊本市現代美術館ほか、2019〜2020)などがある。