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NEWS / EXHIBITION - 2017.5.4

『はじめてのおつかい』『こんとあき』そして『ひよこさん』まで。絵本作家・林明子の原画展が開催中

ベストセラー絵本『はじめてのおつかい』が生まれて約40年。世代を超えて愛される名作絵本の数々を生み出してきた林明子の絵本原画展が、高松市美術館で開催されている。会期は5月28日まで。

『はじめてのおつかい』 1976年 筒井頼子・作、林明子・絵 福音館書店刊 原画は宮城県美術館蔵

 子どもたちのなにげないしぐさや表情、心のわずかな動きまで、やさしい視点でとらえて描き出す林明子。代表作『はじめてのおつかい』(1976年)、『こんとあき』(1989年)をはじめ、『おふろだいすき』(1982年)、『おつきさまこんばんは』(1986年)、『ひよこさん』(2013年)など、絵本の魅力は時が経っても色あせることがなく、長く読み継がれている。

『こんとあき』 1989年 林明子・作 福音館書店刊 原画は宮城県美術館蔵

 丹念に描かれる子どもたちの絵には、じつはすべてモデルがいるという。姪や甥など身近な子どもたちと一緒に遊んだり、ポーズをとってもらったりして撮影したスナップ写真を参考にしながら1点ずつ描いてきた。そんな林にとって絵本は「懐かしい日々に出会えるアルバムのような存在」なのだという。

『はっぱのおうち』 1985年 征矢清・作、林明子・絵 福音館書店刊 原画は宮城県美術館蔵

 本展では、約200点の原画を展示するほか、制作のための資料やラフスケッチなども展示され、制作背景に触れることができる貴重な機会だ。また、会場で販売される展覧会図録には、絵本作家・五味太郎との対談や、アトリエ写真集なども収録され、展覧会とはひと味違った楽しみ方のできる一冊になっている。

発行:朝日新聞社 価格:2000円+税

information

絵本のひきだし 林明子原画展

会期:2017年4月15日〜5月28日
会場:高松市美術館
住所:香川県高松市紺屋町10-4
電話番号:087-823-1711
開館時間:9:30〜19:00(日〜17:00)
休館日:月
入場料:一般 1000円 / 大学生 500円 / 高校生以下 無料
巡回予定:7月15日〜8月27日 ひろしま美術館、9月9日〜10月22日 鳥取市歴史博物館、11月3日〜12月24日 伊丹市美術館、2018年4月5日〜5月27日 宮城県美術館

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