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NEWS / EXHIBITION - 2018.1.21

戦前から戦後の「アトリエ村」に
フォーカスした展覧会が板橋区立美術館で開催

東京の「池袋モンパルナス」や「落合文化村」、沖縄の「ニシムイ美術村」といった、それぞれの地域の芸術家と社会や、それらの地域間の文化交流にスポットを当てた展覧会が、板橋区立美術館で開催される。会期は2月24日〜4月15日。

山元恵一 貴方を愛する時と憎む時 1951 沖縄県立博物館・美術館蔵

 1930年代に東京の池袋や落合一帯で発展を遂げた「池袋モンパルナス」や「落合文化村」。ここに若き日の靉光、麻生三郎などの画家や詩人の小熊秀雄が集まり新たな表現を模索していた。また沖縄出身の南風原朝光や山元恵一、名渡山愛順らをはじめとする画家たちが、文学者、音楽家とともに生活し、文化醸成の場をつくりあげていった。

 しかし、太平洋戦争によりこうしたアトリエ村の営みは一変し、自由な作品発表の場は失われた。戦後「池袋モンパルナス」は再建され、新たに美術運動を展開。1948年には池袋や落合で学生時代を過ごした名渡山、山元らが故郷・沖縄に「ニシムイ美術村」を建設し、戦後沖縄の美術の展開に貢献した。

安谷屋正義 望郷 1965年 沖縄県立博物館・美術館蔵

 本展では「池袋モンパルナス」「落合文化村」「ニシムイ美術村」という、東京と沖縄に存在したアトリエ村で過ごした46人の芸術家の作品約90点を包括的に紹介。また、戦後に沖縄で描かれた洋画が紹介される東京では初の展覧会となる。

information

20世紀検証シリーズ No.6
東京⇆沖縄
池袋モンパルナスとニシムイ美術村

会期:2018年2月24日〜4月15日
会場:板橋区立美術館
住所:東京都板橋区赤塚5-34-27
電話番号:03-3979-3251
開館時間:9:30〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月
料金:一般 650円 / 高校生・大学生 450円 / 小学生・中学生 200円

event

対談「沖縄・ニシムイ美術村と画家たち」
日時:2018年2月24日 14:00〜15:30(13:00開場予定)
場所:1階講義室
講師:前田比呂也(沖縄県立博物館・美術館 前美術館副館長)、豊見山愛(沖縄県立博物館・美術館 美術館主任学芸員)
定員:100名(当日先着順、申込み不要)
※聴講無料
 
お話を聞く会「落合・池袋・ニシムイ 子どもたちの見たアトリエ村」
日時:2018年3月10日 14:00〜15:30(13:00開場予定)
場所:1階講義室
講師:松本莞(松本竣介ご子息/建築家)、寺田農(寺田政明ご子息/俳優)、安次富隆(安次富長昭ご子息/プロダクトデザイナー)
聞き手:弘中智子(板橋区立美術館学芸員)
定員:100名(当日先着順、申込み不要)
※聴講無料
 
講演会「時空を横断する画家たち 東京⇆沖縄、1930年代から70年代へ」
日時:2018年4月14日 14:00〜15:30(13:00開場予定)
場所:1階講義室
講師:小沢節子(近現代史研究者)
定員:100名(当日先着順、申込み不要)
※聴講無料
 
鑑賞講座「池袋、落合のアトリエ村に行って見る」
池袋モンパルナス、落合文化村の普段は公開されていないアトリエを訪れるツアー。
※スケジュール(全2回)の詳細や申込方法等は板橋区立美術館ウェブサイト(http://www.itabashiartmuseum.jp/exhibition/2017-exhibition/ex180224.html)を参照

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