MUSEUMS / GALLERIES

関内文庫

神奈川
 関内文庫は、2019年に横浜の旧外国人居留地・関内にオープンした現代美術アーカイヴ・スペース。展示照明を手がける伊藤啓太と近現代美術史家の松下哲也が運営。主にオルタナティブの現場で活動する作家のデータ収集と開示を目的とした展覧会を開催するほか、展示設営のノウハウを蓄積し、逐次ドキュメント化を行っている。

 普段は書庫、研究スペースとして利用。芸術学や美術史学を専門とする運営者の特性を活かした研究会や講義を企画している。戦後復興期に建てられた「防火帯建築」と呼ばれるビルに入居。そのレトロな建築も魅力のひとつとなっている。