MUSEUMS / GALLERIES

佐久市立近代美術館 油井一二記念館

長野
 佐久市立近代美術館は、佐久市出身の美術収集家である油井一二(株式会社美術年鑑社・前社長)の「油井コレクション」を母体として1983年に開館。平山郁夫の初期作《仏教伝来》《天山南路(夜)》《出現》のほか、横山大観、下村観山、奥村土牛、東山魁夷など、近・現代の日本美術作品を幅広く収蔵し、その総数は約3300点にのぼる。

 展覧会では豊富な収蔵作品を様々なテーマで紹介する収蔵品展のほか、特別企画展を開催。その他、常設展示では吉沢三朗による明~清時代の中国陶磁器コレクションや、近・現代の彫刻、工芸作品を公開している。また、美術館が立地する駒場公園内には21点の屋外彫刻作品が設置される。