都立美術館、東京五輪開催で全入館者に手荷物検査実施へ

東京都歴史文化財団は、東京オリンピック開催期間である7月23日から9月5日までの間、都立美術館などで全入館者を対象とする手荷物検査を行う。

東京都美術館

 4度目となる緊急事態宣言が発令された東京で、今月から開幕を迎える東京オリンピック。その開催は美術館にも影響を与える。

 東京都立の文化施設を運営する東京都歴史文化財団は、東京オリンピック開催期間である7月23日から9月5日までの間、都立美術館などで全入館者を対象とする手荷物検査を行うことを発表した。

 対象となる施設は、東京都美術館、東京都写真美術館、東京都庭園美術館、東京都現代美術館、東京都江戸東京博物館、江戸東京たてもの園、トーキョーアーツアンドスペース本郷、東京都渋谷公園通りギャラリー、東京文化会館、東京芸術劇場。

 検査は各施設が開館するすべての日程で実施され、例えば庭園美術館では本館玄関前の車寄せで、現代美術館はメインエントランスおよび駐車場から美術館への入口がその会場となる。検査の方法は警備員等の目視で、必要に応じて金属探知機を使用する場合があるという。

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