NEWS / HEADLINE - 2020.3.16

ルノワールらの名画が動き出す。寺田倉庫G1「Immersive Museum」の「インタラクティブ展示エリア」とは?

4月17日より東京天王洲の寺田倉庫G1ビルにて開催予定の没入体験型ミュージアム「Immersive Museum」が、新たな「インタラクティブ展示エリア」を発表した。同エリアでは、最新のセンシング技術を用いて鑑賞者の動きを感知して連動することで、ルノワールやカイユボットが描いた名画が動き出す。

「インタラクティブ展示エリア」展示イメージより、ピエール=オーギュスト・ルノワール《少女イレーヌ》

 4月17日より東京天王洲の寺田倉庫G1ビルにて開催予定の没入体験型ミュージアム「Immersive Museum」が、「インタラクティブ展示エリア」の詳細を発表した。

 本プロジェクトは、立体音響効果と壁面・床面に投影される没入映像によって、広大な屋内空間に絵画作品の世界を再現。鑑賞者はアートに没入するような体験ができるというもの。展示のテーマは「印象派」で、クロード・モネ、エドガー・ドガ、ピエール=オーギュスト・ルノワールといった印象派の作家の世界観を映像化し、音楽とともに提供する。

「Immersive Museum」展示イメージ

 「インタラクティブ展示エリア」は、約1400平米におよぶImmersive Museumのメインプログラムとは別の空間に設けられる。最新のセンシング技術を用いて鑑賞者の動きを感知、その動きに連動するかたちで、印象派の作家たちが描いた名画が動き出すというもの。

「インタラクティブ展示エリア」展示イメージ

 同エリアのテーマは「呼吸する絵」。一見、印象派の美術展の展示室のように見える空間内には、ルノワールの《少女イレーヌ》と《猫と眠る少女》、カイユボットの《ボート漕ぎ》のデジタルアートが展示される。それぞれの作品の前に立つと、絵画が鑑賞者の目線や動作を検知。その動きに応じて絵画のなかに描かれた人物や風景が、あたかも意思を持っているかのように動き出すという。

「インタラクティブ展示エリア」展示イメージより、ギュスターヴ・カイユボット《ボート漕ぎ》
「インタラクティブ展示エリア」展示イメージより、ギュスターヴ・カイユボット《ボート漕ぎ》

 例えば、斜め前方に顔を向けたイレーヌの姿が描かれた《少女イレーヌ》。鑑賞者の視線や向きによって、少女イレーヌは目をあわせるようにする。進むボート漕ぎの男性の姿を描いた《ボート漕ぎ》では、鑑賞者が目をそらした瞬間、男性の姿が生き生きと動き出す。