ギャラリー内にホテルが出現? 21_21 DESIGN SIGHTで「そこまでやるか」なプロジェクトを紹介
21_21 DESIGN SIGHTで、企画展「『そこまでやるか』壮大なプロジェクト展」が開催。クリストとジャンヌ=クロードをはじめ、国内外の様々なクリエイターたちによる大規模なプロジェクトを紹介する。会期は6月23日〜10月1日。
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広大な野外空間や大都市の建造物を舞台とした作品を数多く手がけてきたクリストとジャンヌ=クロード。2016年には、イタリアのイセオ湖で、10万平方メートルもの布を使い湖に3キロメートルの浮橋を出現させる《フローティング・ピアーズ》(2014-16)を実現させ、周囲の風景を一新させた。
本展では、そんな「そこまでやるか」と感嘆してしまうような、国内外のクリエイターたちによる壮大なプロジェクトの数々を紹介する。
クリストとジャンヌ=クロードは、これまでに手がけてきたプロジェクトを地図で紹介。さらに、《フローティング・ピアーズ》のドキュメント映像を世界初公開するほか、現在進行中の「マスタバ、アラブ首長国連邦のプロジェクト」のためのドローイングを展示する。
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そのほか、様々な場所や物を支持体に増殖する自然界のイメージを描いている淺井裕介は、これまで各地で採取した土に東京ミッドタウン内の土を加え、過去に手がけた泥絵具による作品をダイナミックに再構成。舞台芸術やインダストリアル・デザインも手がけるアーティスト集団・ヌーメン/フォー・ユースは、テープを使った新作のインスタレーションを制作し、場所に応じて作品がかたちを変えていくプロセスを見せる。
また、都市を舞台に人々を巻き込んだ大胆なプロジェクトを発表してきた西野達は、21_21 DESIGN SIGHTの建物内でカプセルホテルをモチーフとした新作インスタレーションを発表。実際に夜間滞在し、作品を体験できるイベントも予定されている。
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そのほか、ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ、ダニ・カラヴァン、石上純也、ジョルジュ・ルースが参加。展覧会ディレクターは、建築やデザイン、アートなど幅広い分野で活動するライターでエディターの青野尚子が務める。
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