INSIGHT / PROMOTION - 2016.10.22上田麗奈と藤ちょこ先生のデジタルペイント講座⑨ 背景編「openCanvas」のデジタルペイントに挑戦する、声優の上田麗奈。収録日はあいにくの雨模様線画は見やすいように明るい色で。パース定規を設定すると、フリーハンドで引いた線が、簡単に直線となるポニーテールでいつもとちょっと雰囲気が違う上田。髪を束ねて、はりきって作画に取り組む 細部の描写は画面表示を拡大して作業。選択した図形を囲むような長方形上に8点の□が表示されるので、□をカーソルで移動させ、自由にかたちを変える背景の写真を非表示にすると、作業の進行状況が確認しやすい。一通りの線を描き起こしたあとは、位置の前後関係に合わせてレイヤーを重ねていく「選択範囲」ツールの右隣の小さな▼マークをクリックすると、選択範囲を指定する方法が選べる。「多角形選択」は自由に多角形の範囲を指定できるツール。柵の上の棒(細長い台形)は、頂点4か所を指定。星型やジグザグの形状などを範囲指定するときに便利収録中の机まわりにはいつもお菓子が。長時間にわたる収録において、上田や藤ちょこの息抜きになっている作画しながら、同じ画面上で資料を参照できる「資料」ウインドウ。ボタンひとつで簡単に左右を反転し、構図に合わせることができる資料ウインドウを並べながら、ブラシノキを描く。スポイトツールで、資料ウィンドウの中の色を拾う太いペン先でブラシノキの全体のボリュームを出したあとは、細いペン先で赤い花びらや葉の細部を描き足す資料ウインドウに、ベースにしている写真のレイヤーと同じ画像を表示させて、窓の外の風景を描く。細部は資料ウインドウを参照しつつ、うすく表示させた写真をなぞるように描いていく空の色にグラデーションをつけ、ビル群を立たせていく。レイヤーを分けて作業をすると、こうした小技も活きるペイントソフト openCanvas パッケージ版13 / 14 記事にもどる 編集部