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海と山が舞台、茨城県北芸術祭開幕レポート【海編】

中崎透 看板屋なかざき 2016
日立駅では、駅舎の窓をカラフルに彩ったダニエル・ビュレンによるインスタレーション《回廊の中で:この場所のための4つの虹─KENPOKU ART 2016のために》がお出迎え
「ノアの箱舟」をから着想を得て制作されたという、テア・マキパー《ノアのバス》の展示風景。「山行き」と表示されたバスの内部は、動植物が共生する空間だ 
米谷健+ジュリア《クリスタルパレス:万原子力発電国産業製作品大博覧会》の展示風景。同スペースにて、福島第一原子力発電所事故によって放射能汚染の影響を受けたヤマトシジミの羽を使った《3つの願い》も展示
中崎透《看板屋なかざき》の展示風景。階上では、致命を英語表記したシリーズや、周辺地域で見つけた飲食店名を題材にしたシリーズも展示されている
力石咲《ニット・インベーダー in 常陸多賀》の展示風景。巨大な編み機は人が近づくと可動する。作品を探しながら街なかを歩くのも楽しい
森山茜《杜の蜃気楼》の展示風景。太陽の光や風で色や形を変化させる。作家によれば、鑑賞におすすめの時間帯は14時頃
チームラボ《世界はこんなにもやさしく、うつくしい》の展示風景。鑑賞者の動きに連動して作品が変化する
イリヤ&エミリア・カバコフ《落ちてきた空》の展示風景。同会場にはニティパク・サムセンによるテトラポッドをモチーフとした作品も
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編集部