INSIGHT - 2019.7.3AIはアートの未来を変えるのか? 「アート+テックサミット」で語られたことニューヨークのクリスティーズで行われた「アート+テックサミット」の会場カナレットの《The Grand Canal in Venice from Palazzo Flangini to Campo San Marcuola》をAIが解析したもの Courtesy of Cuseumバーンズ・コレクションのウェブサイトでは、作品を選択するとAIが「似ている」と判断した他の作品が表示されるニューヨーク近代美術館(MoMA)はグーグルと共同で、6万5000点を超える所蔵作品の画像データと、3万枚を超える過去の展覧会の会場写真をAIを用いて解析し、どの作品が、どの展覧会に展示されたのか紐付ける作業を進めているArtendex社のAIはアーティストの筆致を学習し、真贋判定を行う。それぞれ絵のうち片方のみが本物 Courtesy of Artendexバラットのコードから作成された《エドモンド・ベラミーの肖像》。第三者が自分のコードを利用して、絵を作成・販売することは想定外だった。当時高校生だったバラットは「作者の問題」については考慮していなかったという © Christie’s Images Limited 2018バラット(右)は現在スタンフォード大学の研究所に勤めるかたわら、AIによる創作プロジェクトを複数進めているサミットの会場となったクリスティーズでは、AIを用いたアート作品も展示された6 / 8 記事にもどる 編集部