EXHIBITIONS
重要文化財 長谷川等伯障壁画展 南禅寺天授庵と細川幽斎
細川家ゆかりの南禅寺塔頭・天授庵の方丈を飾る長谷川等伯の障壁画を通し、武将であるとともに文化人としても知られた細川幽斎の人物像に迫る。
天授庵は、南禅寺開山の無関普門の塔所として、暦応3年(1340)に創建された由緒ある塔頭。応仁の乱以降は荒廃していたが、慶長7年(1602)に幽斎の援助を受けて再興された。
方丈は当時のまま残されており、等伯の晩年の作風を伝える障壁画「禅宗祖師図」「商山四皓図」「松鶴図」(いずれも重要文化財)が残されている。等伯は豊臣秀吉や千利休に重用された桃山期を代表する絵師であったとともに、細川家に関わる画事も行っていた。
本展では、等伯の障壁画、全32画面(展示替えあり)を公開することで、天授庵と幽斎との関わりを紹介するとともに、日通筆「等伯画説」(重要文化財、本法寺)、等伯「玉甫紹琮像」(高桐院)を特別に展示。
幽斎の人物像を通じて、細川家に関わる芳醇な人物交流の世界を見ることができる。
天授庵は、南禅寺開山の無関普門の塔所として、暦応3年(1340)に創建された由緒ある塔頭。応仁の乱以降は荒廃していたが、慶長7年(1602)に幽斎の援助を受けて再興された。
方丈は当時のまま残されており、等伯の晩年の作風を伝える障壁画「禅宗祖師図」「商山四皓図」「松鶴図」(いずれも重要文化財)が残されている。等伯は豊臣秀吉や千利休に重用された桃山期を代表する絵師であったとともに、細川家に関わる画事も行っていた。
本展では、等伯の障壁画、全32画面(展示替えあり)を公開することで、天授庵と幽斎との関わりを紹介するとともに、日通筆「等伯画説」(重要文化財、本法寺)、等伯「玉甫紹琮像」(高桐院)を特別に展示。
幽斎の人物像を通じて、細川家に関わる芳醇な人物交流の世界を見ることができる。




