EXHIBITIONS

稲垣元則「100 Jahre / 100年」

2022.04.09 - 05.14

稲垣元則 新作写真作品(参考図版) ©︎ 2022 Motonori Inagaki

稲垣元則 「PLUS-高齢化する世界のためのプロジェクト」でのウォール・ドローイング
WELTKUNSTZIMMER、デュッセルドルフ、ドイツ(2021.10.1-10.3)
Photo by Motonori Inagaki

 ギャラリーノマルは、稲垣元則の個展「100 Jahre / 100年」を開催する。

 稲垣は1971年京都府生まれ。大阪芸術大学芸術学部美術学科卒業。90年代初頭より、つねに変わらぬ姿勢で自己と対峙し、写真や映像、ドローイングなどのメディアを用いて作品を制作してきた。

 稲垣は、昨年8月からの約2ヶ月間、多様なプロフェッショナルを集め、高齢化社会での個人と社会・文化に焦点を当て未来について探求するプログラム「PLUS-A Project for an Ageing World」に参加するため、ドイツ・デュッセルドルフに滞在。限られた時間のなかで参加メンバーとのディスカッションや現地取材を行い、当地でのプログラムの最終日にはその時点での成果発表展も行った。

 本展では、デュッセルドルフでの経験をもとにさらに考察を深め、新たなかたちにして制作された写真と映像作品を展示。また、ノマルでは初となるウォール・ドローイングにも挑戦する予定だ。