EXHIBITIONS
日本・モンゴル外交関係樹立50周年記念特別展
邂逅する写真たち──モンゴルの100年前と今
国立民族学博物館は、日本・モンゴル外交関係樹立50周年記念特別展「邂逅する写真たち──モンゴルの100年前と今」を開催する。
およそ100年前、欧米から多くの探検家たちが中央アジアを越えモンゴルに到達し、多くの写真を残してきた。
現在のモンゴルの首都ウランバートルは、人口160万人を越えるグローバル都市へと変貌を遂げている。首都の中心部には高層ビル群が林立し、華やかな都市文化が花開くいっぽうで、都市の周縁部には、遊牧民の移動式テント、ゲルが密集する「ゲル地区」が広がっている。大草原と遊牧民はいまもモンゴルの重要な観光資源だ。しかし遊牧民の定住化が進んでおり、鉱山開発による環境汚染も懸念されている。
本展は「出逢い」をテーマに、現代のモンゴルのリアルをとらえた気鋭の写真家B.インジナーシらの写真と、100年前の探検家たちが残したモンゴルの過去の写真を対にして展覧する。
モンゴルにとって近代化とは何だったのか。20世紀から現在までの100年のあいだに撮影された写真を対比させることでその実態を可視化する。
およそ100年前、欧米から多くの探検家たちが中央アジアを越えモンゴルに到達し、多くの写真を残してきた。
現在のモンゴルの首都ウランバートルは、人口160万人を越えるグローバル都市へと変貌を遂げている。首都の中心部には高層ビル群が林立し、華やかな都市文化が花開くいっぽうで、都市の周縁部には、遊牧民の移動式テント、ゲルが密集する「ゲル地区」が広がっている。大草原と遊牧民はいまもモンゴルの重要な観光資源だ。しかし遊牧民の定住化が進んでおり、鉱山開発による環境汚染も懸念されている。
本展は「出逢い」をテーマに、現代のモンゴルのリアルをとらえた気鋭の写真家B.インジナーシらの写真と、100年前の探検家たちが残したモンゴルの過去の写真を対にして展覧する。
モンゴルにとって近代化とは何だったのか。20世紀から現在までの100年のあいだに撮影された写真を対比させることでその実態を可視化する。