EXHIBITIONS
野村恵子写真展「Moon on the Water」
写真家・野村恵子の新作個展「Moon on the Water」がコミュニケーションギャラリーふげん社で開催される。
野村は兵庫県神戸市生まれ。同志社女子大学英文科を中退、大阪ビジュアルアーツ専門学校を卒業後に渡米し、ロサンゼルス、サンタフェで写真を学んだ。1999年に沖縄をテーマにした初の写真集『DEEP SOUTH』(リトルモア)を発表して以降、女性のポートレイトや、街、空、海、山などの風景を主な被写体に、自らの感覚や記憶や感情を刻みつけるように撮影した、エモーショナルな表現が高く評価されてきた。2019年には、長野県の小谷村(おたりむら)を舞台に、命の連環をテーマに撮影した写真集『0tari-Pristine Peaks 山霊の庭』が林忠彦写真賞を受賞している。
2020年11月、東京から沖縄に移住した野村。本展では、近年、日常で撮影された新作約40点を展示する。
コントラストの強い光線と、猥雑とも言えるビビッドな色彩に囲まれ、生と死を色濃く感じさせる沖縄という土地は、野村の母方のルーツであり、99年の『DEEP SOUTH』以来長年撮り続けている、自身にとっても特別な土地だ。コロナ禍で移動が制限されるなか、沖縄という土地に抱かれながら生活と制作を続ける野村は、何を見つめ、考えたのか、その現在を新作を通して感じてほしい。
野村は兵庫県神戸市生まれ。同志社女子大学英文科を中退、大阪ビジュアルアーツ専門学校を卒業後に渡米し、ロサンゼルス、サンタフェで写真を学んだ。1999年に沖縄をテーマにした初の写真集『DEEP SOUTH』(リトルモア)を発表して以降、女性のポートレイトや、街、空、海、山などの風景を主な被写体に、自らの感覚や記憶や感情を刻みつけるように撮影した、エモーショナルな表現が高く評価されてきた。2019年には、長野県の小谷村(おたりむら)を舞台に、命の連環をテーマに撮影した写真集『0tari-Pristine Peaks 山霊の庭』が林忠彦写真賞を受賞している。
2020年11月、東京から沖縄に移住した野村。本展では、近年、日常で撮影された新作約40点を展示する。
コントラストの強い光線と、猥雑とも言えるビビッドな色彩に囲まれ、生と死を色濃く感じさせる沖縄という土地は、野村の母方のルーツであり、99年の『DEEP SOUTH』以来長年撮り続けている、自身にとっても特別な土地だ。コロナ禍で移動が制限されるなか、沖縄という土地に抱かれながら生活と制作を続ける野村は、何を見つめ、考えたのか、その現在を新作を通して感じてほしい。

