EXHIBITIONS
川内倫子とやまなみ工房の風景
東大阪市民美術センターで特別展「川内倫子とやまなみ工房の風景」が開催される。
『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞を受賞し、国際的にも高く評価されている滋賀県出身の写真家・川内倫子。2018年から約1年半をかけて、川内は滋賀県甲賀市にある障害者福祉施設「やまなみ工房」の日常の風景を撮影した。
やまなみ工房は1986年に開設されたアートセンターであり、福祉施設。陶芸や絵画、刺繍など、5つのグループに分かれて創作活動を精力的に行い、各々が素材や表現方法を選び、独自の表現を探っている。ファッションブランドとのコラボレーションなども行うほか、2018年には、やまなみ工房での創作活動に着目したドキュメンタリー映画『地蔵とリビドー』が全国各地で公開されるなど、多方面から注目されている。
川内の写真は、たねやグループ発行の冊子『ラコリーナ』14号にて発表され、やまなみ工房での日々の生活ばかりでなく、国内外から評価を集めるアール・ブリュット作品の制作風景をとらえている。
本展では、川内が2018年から1年半をかけて、たねやグループ発行の冊子『ラコリーナ』14号に向けて撮影した写真、そしてやまなみ工房にて制作された20名による作品約70点を併せて展示。加えて、2021年の取材時の新作も公開される。
やまなみ工房からの参加作家は、酒井美穂子、岡元俊雄、鎌江一美、田中乃理子、瀬古美鈴、吉田陸人、吉川秀昭、井上優、山際正己、中川ももこ、鵜飼結一朗、榎本高士、宮下幸士、木村圭吾、藤木敦仁、栗田淳一、神山美智子、河合由美子、川邊紘子、吉田楓馬の20名。
本展は、川内のあたたかなまなざしと透明感のある作風を通して、障害のある人による芸術活動を紹介し、様々な属性の人たちとの共生やインクルーシブな社会の実現について考える。
なお今回の展示作品を含む、やまなみ工房の日々の営みをとらえた作品が、2022年2月17日に写真集『やまなみ』(発行:信陽堂編集室)として出版。会期中の2月11日~16日に、東大阪市民美術センターにて写真集の先行独占販売を行う。
本展協力は、有限会社川内倫子事務所、たねやグループ、信陽堂、社会福祉法人やまなみ会、社会福祉法人若草会。
『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞を受賞し、国際的にも高く評価されている滋賀県出身の写真家・川内倫子。2018年から約1年半をかけて、川内は滋賀県甲賀市にある障害者福祉施設「やまなみ工房」の日常の風景を撮影した。
やまなみ工房は1986年に開設されたアートセンターであり、福祉施設。陶芸や絵画、刺繍など、5つのグループに分かれて創作活動を精力的に行い、各々が素材や表現方法を選び、独自の表現を探っている。ファッションブランドとのコラボレーションなども行うほか、2018年には、やまなみ工房での創作活動に着目したドキュメンタリー映画『地蔵とリビドー』が全国各地で公開されるなど、多方面から注目されている。
川内の写真は、たねやグループ発行の冊子『ラコリーナ』14号にて発表され、やまなみ工房での日々の生活ばかりでなく、国内外から評価を集めるアール・ブリュット作品の制作風景をとらえている。
本展では、川内が2018年から1年半をかけて、たねやグループ発行の冊子『ラコリーナ』14号に向けて撮影した写真、そしてやまなみ工房にて制作された20名による作品約70点を併せて展示。加えて、2021年の取材時の新作も公開される。
やまなみ工房からの参加作家は、酒井美穂子、岡元俊雄、鎌江一美、田中乃理子、瀬古美鈴、吉田陸人、吉川秀昭、井上優、山際正己、中川ももこ、鵜飼結一朗、榎本高士、宮下幸士、木村圭吾、藤木敦仁、栗田淳一、神山美智子、河合由美子、川邊紘子、吉田楓馬の20名。
本展は、川内のあたたかなまなざしと透明感のある作風を通して、障害のある人による芸術活動を紹介し、様々な属性の人たちとの共生やインクルーシブな社会の実現について考える。
なお今回の展示作品を含む、やまなみ工房の日々の営みをとらえた作品が、2022年2月17日に写真集『やまなみ』(発行:信陽堂編集室)として出版。会期中の2月11日~16日に、東大阪市民美術センターにて写真集の先行独占販売を行う。
本展協力は、有限会社川内倫子事務所、たねやグループ、信陽堂、社会福祉法人やまなみ会、社会福祉法人若草会。